勝率は、単独では意味を持ちません
見るのはプロフィットファクター
勝率70%のルールと、勝率30%のルール。どちらが良いですか。
答えは「それだけでは分かりません」です。勝率70%で負け続けることがあります。
| 勝率 | 1回の勝ち | 1回の負け | 10回で | |
|---|---|---|---|---|
| ルールA | 70% | 100円 | 500円 | ー800円 |
| ルールB | 30% | 1,000円 | 100円 | +2,300円 |
下の2つを見てください。10回売買したときの結果です。
勝率70%のルールAは、7回勝って3回負けます。勝ちは1回100円、負けは1回500円。 700円もらって1,500円払うので、マイナス800円です。
勝率30%のルールBは、3回しか勝ちません。でも勝ちは1回1,000円、負けは100円。 3,000円もらって700円払うので、プラス2,300円です。
勝率だけを見ていたら、逆の判断をします。
なぜこうなるのか。勝率と、1回あたりの大きさは、たいてい逆に動くからです。 利確を浅くすれば勝率は上がりますが、1回の勝ちは小さくなります。 損切を深くすれば勝率は上がりますが、負けたときが痛くなります。 片方を良くすると、もう片方が悪くなります。
だから見るのはプロフィットファクター(PF)です。 総利益 ÷ 総損失。1回あたりではなく、全部の合計で比べます。 1.0を割っていれば、勝率がいくつだろうと負けています。
目安としては、1.0〜1.2はぎりぎり、1.3〜1.5あれば上出来です。 ただし、この数字には手数料もスリッページも入っていません。 ぎりぎりでプラスのルールは、実際にはマイナスだと考えてください。
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※上表は仕組みを示すための計算例です。実際の検証結果ではありません。
※投資の勧誘や助言を目的とするものではありません。